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2009年12月20日 (日)

へなちょこおやじの入院日記 その7

これはおいらが3年前に実体験した事実をもとに綴った愉快な入院日記です。


今日から休めるぞ!

  へなちょこおやじの愉快な入院日記!

    ~仕事ばかりしてちゃ、ダ眼よっ!~ その7




12月15日(金)


 今朝も新ネタなし、もう飽きた。で、いつも通り6時起床。
 毎朝6時半頃、朝刊を売りに来るので、暇に任せ、日経と朝日を買って読むのが日課になっているが、部屋の爺さん達は、新聞も見ないし、テレビも見ない。でもなぜか三面記事は良く知ってんだよね?
なんでかなぁ~と、よく観察してたら、耳にイヤホンが付いてるではないか。ラジオを聞いていたのだ。う~ん、これなら読まなくても、見なくても情報は入るよな。
 
最近はビジュアル系のメディアが多く、眼からの情報の伝達が大半を占めるようになってきているが、万人に情報を伝えようとすると、やはり読んで聞かせるラジオの存在を侮る事は出来ないね。操作が簡単で、プライベートに情報を収集出来る点では、今でも一番のような気がする。
耳から入る情報は、結構記憶に残るもんね! 特に自分から情報を選択する事なく、与えられた情報を受け入れるだけの人には最適だね。

そんな事を考えてるうちに朝飯の時間。今朝は焼鮭。となりのS木さんが飯を食いながら向かいのH葉さんと何やら会話をしている。耳をダンボにして聞き入っていると、S木さんは北海道の川で鮭を釣った事があるらしい。今でも時々渓流釣りに出かけるそうだ。

2008006c11_2 何となく目があったので俺様も会話に参加。聞くと、渓流釣り歴30年のベテランで、東北の川はほとんど知ってるらしい。中でも岩手県の和賀川水系が好きらしく、野宿しながら奥の奥まで入り込み、垂直に切り立った屏風のような岩場を下り、50センチクラスのイワナを釣り上げた事もあるそうです。

 俺様も負けず劣らず大好きで、仙台に転勤が決まった時も仕事は不安でいっぱいだったけど、渓流釣り三昧が出きるぞ!と密かにワクワクしてやって来たぐらいです。
でも実際は、車を持って来てないので毎回レンタカーでコストはかさむし、一人だと不安なので、臆病な俺様は恐くて一歩踏み外せばさようなら状態の崖を登ったりしながら奥地まで入る事が出来ず、ほどほどの所でチョロチョロやっている為、仙台に来て2シーズン目だと言うのに、今だ尺イワナは2尾のみという体たらく。
それを聞いたS木さんは、退院したら連れてってやるとの頼もしいお言葉!その後昼まで延々釣り話に花が咲き、気が付くともう昼飯の時間。
 
趣味が同じとわかると、途端に打ち解けるから不思議だね。ますます入院生活が楽しくなってきたぜ。
夕方、会社のS君が見舞いに来た。今度は雑誌の差入れだ。おかげで、お見舞いでもらった雑誌やゲーム、DVDなんかが、宿題のように積まれて来ちゃった。
入院当初は暇でしょうがないし、どうやって時間を潰そうかと悩んでいたけれど、最近は時間の観念や流れが、大きくなり、つまんないことでも時間が潰せるようになってきちゃったんだよね。その証拠にこの日記も書いてるでしょ。

晩飯を食ったあと、ゲームをしてたら、担当医のK方先生が部屋にやってきた。しばし様子をうかがった後、何と、そろそろ退院かなと言うではないか。 
俺的には、ようやく水面が半分ぐらいまで下がってきたが、まだまだ眼が使える状態ではないと思うのだけど、次から次にやってくる入院患者をさばくために、ある程度目処が立った患者から順に出していくとのこと。え~もう終わりなの? せっかく仕事から離れられて楽しかったのに・・・。
何か釈然としない面持ちで、ご就寝。



12月16日(土)


 昨夜は、久々に釣りの話で盛り上がったせいか、夢を見ちゃいました。
一部ほんとうにあった話だけど、かなり誇張された夢で、仕事で岩手県の宮古に行く途中、国道沿いの渓流を覗き込みながら走っているうち、どうも気になるポイントを見つけ、車を止めてしげしげ観察していると、大きなイワナがゆらゆら泳いでるではないか。早速竿を出すと(なぜか積んであった)一発でヒット!国道からスーツを着たまま50センチはあろうかという大イワナを悪戦苦闘しながら何とか道路に引き上げ成功! しかし、まだ抵抗は収まらずビンビン暴れてのた打ち回り、道路の真中へ。そこへ大型トラックがやってきて急ブレーキ、ボーンと鈍い音をたて、空中に舞った大イワナは俺様の頭上を飛び越え、ふたたび川の中へ・・・ひえ~魚身事故起こしちゃった!
と思ったところで、目がさめた。

Shizuka_arakawa_ina_bauer_crop1_2 今朝は、トリノオリンピックフィギュアスケート金メダル荒川静香選手がイナバウワーを調子に乗ってやり過ぎ、腰を痛めたパターンでお目覚め!(きっと釣りのせいだ!)
昨晩は、K方先生の非情なお言葉に、眠れぬ夜を過ごし、おまけに嬉しいやら悲しいやらおかしな夢は見るはで、釈然としない朝を迎え、「新しい客と入れ替えるために退院しろ」だとぅ~! 冗談じゃねーぜ、こちとらだって客じゃねえか。と息巻いてやろうと決意! 

今日は部長回診だと、看護婦G藤Y絵が言ってた。「よし!上司に患者の窮状を直訴してやる!」・・・。
9時頃呼ばれ診察室へ、意を決し入っていくと、何と、K方先生が座り、後ろにY田先生がいるではないか。なんだよK方先生は部長だったのか。ますます今の会社での自分の地位と比べ頭に来たぜ!

Hakuri_241_2 検診中も、いつ切り出してやろうかとチャンスを伺っていると、先手を打たれ、経過はすこぶる順調だし、このまま退院しても差し障りなさそうだし、うつ伏せ寝や、「誠に申し訳ございません」状態から抜けてもかまわないとのこと。次の患者さんの為にも是非協力してくれと言われた。う~んどうも分が悪い。しばし沈黙。どうしてもダメかと聞くが、同じ答え。

わかったよ。俺様のわがままを通してやろうと思ったが、世界平和を願う大きな志を持つ我が輩にとって、こんなみみっちい事でうじうじしていられない。と気を取り直し、正義の味方をする事に決定した。
退院は12月18日月曜の朝だ! この日記も明日で終わることになるよ。寂しいな

つづく...

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