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2014年7月27日 (日)

未知への挑戦

この夏、最高気温36度を記録したこの土曜日。

予てから行ってみたかったものの、時間、条件、勇気?が揃わず、ずっと棚上げとなっていたスリット堰堤の上の未知の領域にチャレンジしてきました。

今回は釣り仲間一番の若手NTさんとの釣行です。

早朝、登山者で一杯となった駐車場に無理矢理車をねじ込み出発です。今日は下は飛ばして、登山タクシーに乗って一気に上を目指します。

終点に着くと、登山者とじばし歓談したのち、彼らは上に、俺たちは下に別れ、いつものお気に入りのポイントに入渓します。

渓に降り立ち、今日も一番乗りと安心して、まったりと支度して釣行開始。

時間もあるのでまずは入渓点の下を探りに行ってみます。すると何という事でしょう?

遠くに先行者が二人もいるではありませんか?

ここで先行者に出くわした事は初めてです。仕方なく踵を返し、上に急ぎます。

途中、いつも大物の上がるポイントに着くと、河原にコンロなどが置いてあり、彼らはここで朝飯を食ってた様子です。俺たちが入渓したのが7時。彼らは一体何時に入ったのでしょうか?

当然のことながら、このところ立て続けに36センチを上げている淵もアタリなく、釣り残しの20センチほど岩魚を掛けるも、落っことしちゃうし、意気消沈です。

1
この先はゴルジュ帯になり、今期は雪渓や増水で未だ突破出来ていない場所です。もうここまで来ちゃったし、引き返しても釣り場がないし、目的のスリット堰堤まで川通しで強行突破する事に決定!

とはいうものの、まだ雪代や雨の影響で水位はあまり下がっておらず、二人でおっかなびっくり協力して進みます。

ようやく前回雪渓のあった下に到着。

2
ここから先は気合を入れないと行けない場所なので、先行者もここまでやったかも?と思いつつも取り敢えず竿を出してみる事にしました。

3
まずはNTさんが竿を出してみます。おいらはそれを眺めていましたが、何度か繰り返しているうちに、根掛かりした感覚に「あちゃ~?」と思った瞬間、それがグイグイ竿をしならせ、水面に上がってきたのはドデカい岩魚です!

ここは河原もなく引きずり上げる事が出来ないため、おいらも手伝って何とかタモにゲット!

4
何と!今期新記録!40センチ岩魚が上がってきました!

しかも、本日初めての釣果です。今まで二人とも1尾も連れてなかったけど、一発目が新記録デカ岩魚に二人狂喜乱舞です!

ついでに水中写真にチャレンジしましたが、うまく撮れませんでした。

先行者に気勢を削がれ、テンションが下がっていたところに、いきなりの大物登場で一気に気分転換。

この先も出るかも?と気合を入れ直し、濁流をもろともせず、ずぶ濡れになりながら更に上を目指します。

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でも、その後は1尾も釣れず、単なる沢屋さん状態のまま、とうとう本日のメインイベント会場に到着。

6
このころになると、陽も昇り、気温が高くなり、汗かきのおいらは全身外と内から常にずぶ濡れ状態。暑ぢぃ~

前回はスリットの抜こう側に大きな雪渓が見えていましたが、かなり溶けたようで、小さくなっています。

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今日は左に見える段々になったハシゴをよじ登って、向こう側の未知の世界へのチャレンジです。

でも、近くに行くと、ハシゴに取り付くには少々の泳ぎが必要です。何てことなさそうな感じですが、スリットから勢いよく流れ出る水が激しく巻いており、取り付きそびれると、落ち込みに吸い込まれそうでチョット危険な感じです。

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でも、今日はこの突破が目的です。意を決し、おいらが先行して進みます。

はじめは何とか歩いて進みますが、徐々に深くなると同時に、強い水流で足元をすくわれ、ズズッとすべりだし、最後は首まで水没しながらも、何とか流されず壁面に取り付き、よじ登ってクリア!

今日は暑さのせいで冷たい水もあまり苦になりません。

これから上まで約25メートルを一気に登ります。

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登りは途中、何ヵ所も踊り場がある事もあり、あまり高所に対する恐怖感はなく、て

っぺんまで一気に登り切ります。

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そして遂に頂上制覇!さすがに改めて見下ろすと高度感に足がすくみます。

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そして未知の反対側を覗き込むと、堰堤は斜めに積み上がっており、他の堰堤と違い変わった景観です。

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反対側に降りるためにまたハシゴを使いますが、こちらは斜めになっている関係で、ハシゴは最初のみで、あとはこの段々をひとつづつ飛び降りる感じで降り立ちます。

反対から全容を見ると、晴天も相まってすごくいい感じです。こんなものをこんな山奥に作るなんて、人間ってすごいです。

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斜め感はこんな感じ。45度以上ありますね?

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早速、未知の領域にワクワクしながら竿を出しますが、先行者はさすがにいないはずですが、何故かまったくアタリなく、それどころか500メートルも進まないうちに、前方に大きな雪渓発見!

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近寄って見ると、何と川を跨いで大きなトンネルを作っています。しかも溶け始めており、下は雨のようにしずくが滴り落ちています。

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トンネルは40メートルぐらいあるでしょうか?これが落ちてきたら一巻の終わりです。

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これじゃ、恐くてこの下を潜って先に進めません。

迫り出した雪渓は今にも崩れて来そうな感じです。

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折角、苦労してここまで来たのに残念ですが、安全を期して引き返す事にしました。

天気が良いのがせめてもの救いです。きれいな景色を目に焼き付けながら、名残り惜しくも撤退です。

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前回スリット越しに見えた雪渓のあった場所は、小さな雪渓を残すのみとなっていましたが、滝の上にはガレキが詰まっており、一つでも岩や木が外れると一気に崩れそうな感じです。

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そして、さっき越えてきたばかりの堰堤をまた登り返します。

帰りはハシゴがついてないので、一段一段よじ登って上がります。斜めになっているものの、こちらの方がかえって高度感があり、チョット怖かったかな?

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そして再び頂上に立ち、

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降りたのはいいのですが、今度は下のプールを渦の流れに逆らって行かなくてはならず、行きより高い難易度に、二人相談の結果、もし流されても助けられるようにロープを張って突破に成功!

さて、時間はまだお昼前です、おいらはまだ1尾も釣ってないし、という事でちょっと戻って釣り下がりながら行くことにしました。

でも、やはり昼過ぎです。気温もおそらく35度はあるでしょうか?水温も高く、途中会いませんでしたが、既に釣り師が入ってるんでしょう?

空の青とのコントラストに景色はいい感じですが、

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あまりの暑さに、脱水症状が出始め、水分補給を繰り返しながらも、納得の1尾を目指します。

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そのうち爆釣堰堤に上から到着!飛沫も相変わらずでしたが、カッパを着こんで、チャレンジ!

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結果は15センチ岩魚がルアーで釣れたのみ・・・

最後にひょっとしてと思い、戻りついでに駐車場下の暑さで水蒸気が上がるプールでルアーを振ってみるも、無駄なあがきに終わり、納竿となりました。

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今回は、スリット堰堤上の探検が主目的でしたが、こんなに釣れなかったのも久しぶり。

おいらは落っことしたものを除くと、ルアーで釣ったおチビちゃん1尾のみ・・・

NTさんは、40センチの大物岩魚以外には20センチ2尾のみで二人で合計3尾。

大物記録を更新すると共に釣れない記録も更新されました。

まっ!それでも今日は沢屋さんになったと思えば、ちょっと竿を出しただけで大物釣りが出来た、物凄く効率のいい釣りだし、天気も景色も最高!満足の楽しい1日でした。

おしまい

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コメント

高崎先生

結果的に今回は沢屋ゴッコという事で楽しめました。

何せ天気が良いのは気持ちいいですね。

釣れなくとも、気になってた未知の領域の様子が
わかって満足です。

40センチとは素晴らしい!
Nさんが釣ったのであれば大絶賛ですが、、、、

まあ、たまにはこんなこともありますよ。
でも憧れの堰堤上を見られただけでも満足でしょ?
冒険探検は男のロマンですたい!

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